にわとりのいる生活

移住を機に自給用の農業と養鶏を始めました

就農にむけて

養鶏を始めて1年が経ちました。

養鶏について調べているうちに鶏の飼い方にはいろんなものがあるとわかりました。

①バタリー

②平飼い

③放し飼い

ニュースで鳥インフルエンザが取り上げられた時「◯万羽殺処分」となっているところは、バタリーだと思って間違い無いと思います。

このバタリー養鶏はほとんど卵工場と言ってもいいレベルです。

鶏はたまごを産む機械のようです。

「バタリー 養鶏」のように検索すると色々情報が出てくると思います。

鶏が辛い環境で卵を産まされている状況がすごく悲しくなりました。

一方、平飼いや放し飼いは一度にたくさんの数を飼育はできませんが、鶏がのびのびと生活できています。

もっと平飼いが増えればいいのにと思ったんです。

うちでやっている飼い方は放し飼いそのもの。

初めて卵が取れて、その卵を食べたときに卵の質が全然違うことに驚きました。

こんな美味しい卵をいろんな人に食べてほしいと思い

いつか平飼いの養鶏場を開きたいと思っているところです。

市役所に問い合わせてみましたが

養鶏をするような農地の紹介はできないといって断られてしまいました。

近所の放置林を利用してやる方法はないかと考え中です。

うちのにわとりが食べているエサ

もうすぐ飼育を始めて1ねんになりますが、飼育当初から餌に気をつけています。

ホームセンターやペットショップで買うようなえさではなく

発酵飼料といわれるものです。

材料は、

①くず米

②米ぬか

③おから

④牡蠣殻

⑤魚粉(あれば)

⑥葉っぱ(庭に生えている雑草や、畑で間引いた野菜など)

これらを適度な湿り気になるように混ぜて、何日か発酵させます。

しっかり発酵すれば、湯気が経つほどほかほかになります。

発酵飼料をあげると元気いっぱいで

うんちも臭わない健康な鶏になるそうです。

農業と鶏

鶏を飼うようになった経緯

去年から飼い始めた鶏が4羽

もともとうちの畑が恐ろしく粘土質。

長年放置されてきたいわゆる耕作放棄地。

ある日出会った『土を育てる』という本。

その本の中に家畜を入れると土が良くなるという内容があった。

本当は牛や、ヤギを飼うといいらしいのだけれど、それは無理。

気づけば電話で鶏の注文をしてた。

1年経った今、土は良くなってないし、白菜や大根はまるハゲにされてるけど鶏が可愛いから許してしまう。

ほぼ毎日産みたての卵が食べられるのも嬉しい。

養鶏農家になりたいなと思う今日この頃。